【漫画有】(感想、混雑具合など) 生誕150年記念 上村松園 (前期日程) @大阪中之島美術館 [初心者美術]

 

2025年3月29日から6月1日まで大阪中之島美術館で開催されている、「生誕150年記念 上村松園」の展覧会を観に行きました。

 

この展覧会は上村松園の作品が各地から多く集まるので、せっかくの機会を逃すまいと前期後期の両期間ともに行くつもりでいます。

特に後期展示期間(5/13~6/1)重要文化財の『序の舞』と『母子』が見どころではありますが、前期展示期間でしか見られない作品も素晴らしいものばかりです。

 

日本画については疎いので素人感想になりますが、それでもとても素晴らしい展示でしたのでぜひ訪れてみることをお勧めします。


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筆者の知識

◎ 印象派は少し知ってる
◎ (名前と代表作1〜2つ、程度)
◎ 他の時代の画家は断片的な知識
◎ (名前くらいはそこそこ聞いたことある、くらい)
◎ 日本画はそれ以上に知識がない

大阪中之島美術館で開催された他の美術展の記事もよければご覧ください。

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感想短文

掲載されている写真はすべて、展覧会にて”撮影OK”と表示されていた作品です

通期展示作品

1. 四季美人図

日常と年代を季節に当てはめる発想
これを15で描くのすごい

 

83. 舞踊図
84. 一家和楽之図

下絵も作品サイズで描いてることに個人的には驚いた

 

24. 初音図

いかにも掛け軸の絵っぽさがほかよりも強く感じる

 

21. 三美人之図

22. 花 とよく似た絵こちらのほうが華やかさは控えめだけど落ち着きがあって、心持ちはこちらのほうが穏やかになる

 

36. 夏の夜図

美しさとか生き方とかが描かれていたのに対して、これはなんだかどこかすこし上品さを削いだような色気がにじみ出てる気がする
こんな絵も描くんだと思った

 

38. むしの音
39. 涼風

36と比べてこちらは上品な色っぽさを感じる

 

S21. 植物5点
S22. 植物4点

やっぱり植物も模写して練習、勉強してるんだなと

 

s23. 能面1
s24. 能面2
s25. 能面4

能面の練習画
能面って怖いって思われがちだけど、怒りを表すときの面でなければ美しさのほうが勝つと思う
個人的には能面好き
素晴らしい

 

79. 古代男舞之図

目に入った途端平常心が爆散した
たぶん男装してる女性
この手の要素が好みだから、モチーフがそれだと理解した瞬間に気持ちが高ぶった
精悍な恰好であり過ぎないところもポイントが高い
若葉色の羽織で柔らかさを感じる
髪の毛の描写の繊細さも美しいけど、肩にかかる感じの広がり具合と後ろから少し前に垂れ下がっている部分が、整い過ぎていない感が出ていてなおさら良い
佩刀している姿も美しい、かっこいい

 

S29-S31. 簪
S32-S34. 櫛・簪

いろんな種類の簪
見てて楽しい

 

97. 櫛

べっ甲のくしを眺める目にどこか、この櫛を手にしている現状への満足さを感じた
お気に入りの道具って、たまに嬉しさが再燃するときある

 

前期展示の作品

6. 人生の花
7. 人生の花

同じ構図で2枚ある
6のほうが花嫁の表情穏やかに感じた
でも8は髪飾りや着物が華やか

 

13. 月蝕の宵

左側にいる若い娘たち?月蝕みるの楽しそう
その子らに隠れてる幼子は興味なさそうっていうか月蝕をまだよくわかってないんだろうな
でもみんながはしゃいでいる雰囲気に乗せられて楽しそう
たぶんあまり相手にされてないんだろうけど、一人で絡んで遊んでてわりと不満はなさそうな感じ
右側のちょっと年上のお姉さん雰囲気の女性は、左側の若い子らが楽しそうにしているのを見て満足そう
自分の好きな人たち(さらに言えば年下)がわちゃわちゃ楽しそうにしてるのを見て、なんだかほほえましくなる気持ちわかる

 

14. 娘

若い娘がそこにいるだけで華やかに描けるのはすごい
この作品は着物の塗りに筆致が分かりやすくあらわれてた

 

17. 青眉

和傘の細かさすごい
着物のラインが綺麗

 

22. 花

色とりどり、花びらも舞い着物や傘も華やか
表情も朗らかで温かい気持ちになる

 

42. 待月

全体的に色味が渋く、女性も後ろ姿なのにあまり暗さを感じないのはなぜだろう
解説文に書いてあった通り、その体勢にどこか期待を帯びているからだろうか

 

53. 雪

54. 吹雪、52. 冬雨 とともに、冬の絵は寒さが伝わってくる
暖色であるはずの赤色すら、その画面の色味から寒さを帯びているかのよう

 

58. 清少納言

絵が綺麗なのは当然のことながら、髪の毛の繊細な描写に驚嘆
取り上げた場面のエピソードからも松園の教養の高さが知れるし、自分もちょっと興味を持った

 

67. 天保歌妓

68. 古代歌妓図、69. 美人之図 と同じ構図とポーズ
着物の色や顔つきがちょっとずつ違ってそれぞれ個性がある

 

71. 草紙洗小町

この能面のような顔が好きなので、松園さんの美しい絵として見られるのも最高です

 

89. 人形つかい

2つの絵で1つの場面が完成する、面白い
発想としてはままあるけど、日本画ということと場面の題材で面白みが増してるように思う

 

91. 舞仕度

やはりこのような日常のワンシーンを切り取った絵は、空気感を感じる
その場面の様子を映像で思い浮かべることに容易くなるほどの描写

 

96. 鼓の音

見た瞬間頭のなかで鼓がならされた
赤色の着物ががとてもきれい
漫画的な動きの描線がないにもかかわらずそのままポンと打ち鳴らしそうなかんじがあるのはとんでもない表現力

 

102. 志んし

働く姿の作品で、この女性の心の清さを想起させられるとは思わなかった
真面目に一所懸命なようすからそのように読み取れる

 

107. 新蛍

構図が美しい
女性に目がいき、その視線の先に飛ぶホタル
余白の広さからその場所が街の外れのやや静かなところなんだろうなと思わせる

混雑具合

美術館を訪れたのは土曜日のお昼前
一階エスカレーター前の入口は列もなくスムーズに入場できました。

展示室の中はそれなりの人で賑わっていましたが、混雑しているというほどでもなく、休日であることを考えると比較的快適に観覧できました。
昼過ぎに退館する頃にもエスカレーター前の入場口に列はありませんでした。

これらのことから休日に観に来ても比較的観やすい環境と言えそうです。

 

グッズの種類

公式サイトで案内のある商品の他に、ポストカードクリアファイルトートバッグアクリルキーホルダーマグネットなどのお馴染みのラインナップ。

加えて、がま口足袋ソックス手ぬぐい升塩なども販売されていました。

コラボグッズ 菓子

鼓月 プレミアム千寿せんべい

こちらは京都銘菓のコラボ商品。
今回の展覧会の特別パッケージです。

こちらは別に単独記事として公開予定です。

さくらクッキー

さくらクッキー 税込 918円

鼓月の他にも、食品としては瓶入りの飴ちゃん(こちらは今回は購入見送りと、こちらのさくらクッキーも販売しておりました。

今回はこの「さくらクッキー」を購入して食べてみましたので、簡単に感想等紹介します。

内容は5個入りで、個包装されていました。

香り

乳製品のような香りがしました。
桜の香りです、と説明されてかいでみてもあまりピンとは来ない感じです。

味・食感

ショップのポップには新食感との旨のメッセージがありました

食べてみたところさっくり感はほぼありません
たとえるなら、グリコのビスコや山崎ビスケットのノアール、アサヒ食品のクリーム玄米ブランなどのような、クリームサンドタイプのクッキー・ビスケット食品の、クリーム部分のような食感。

クッキーといわれて一口食べたのでととても驚きました。

口に含んだ後はしっとりと表面からとろけていくような感じで、練り物系の和菓子のような食感でした。

味はいわゆる”さくら味”で、そこにミルクの風味が加わったような感じです。

 

クッキーと言いながらもこのソフトな食感は何だろうと思いましたが、原材料表示を見るとその理由が少しわかったような気がしました。

 

こちらの商品はクッキーとして販売されていますが、原材料として一番最初に”準チョコレート”があり、その次にはマーガリン。
小麦粉は後ろのほうに記載されています。

 

原材料名表示は割合の多いものから記載されますから、これはクッキーというよりチョコレートに近いものとしてみてもいいかもしれません。

 

道理でクッキーからはかけ離れた食感だったわけです。
たしかに普段よりいろいろな種類のお菓子を食べている人でなければ、新食感”であることは間違いなさそうです。
(実際に私にとってもあまり口にしないタイプの食感でした)

 

ただのクッキーだからという理由で購入を見送ってしまうのなら、「ただのクッキーじゃないなら」と買って食べてみてもいいかもしれません。

まとめ

中之島美術館の1階にあるミュージアムレストラン&カフェのミュゼカラトでは、コラボスイーツパフェが販売されているようなので、甘いものが好きな方はそれ目当てで訪れてみてもいいかもしれません。

前期日程は5月11日までで、一部の展示は5月18日まで見られるそうです。
出展リストを見ると半分ほどの作品は入れ替わるようなので、たくさんの作品を見るなら前後期両日程訪れるのがいいと思います。

生誕150年記念 上村松園
2025年3月29日 – 2025年6月1日
大阪中之島美術館

 

【公式サイト】生誕150年記念 上村松園|Uemura Shoen

上村松園が誕生して150年の節目を迎えることを記念して、数々の作品によってその画業をあらためてご紹介する回顧展です。20…

 

文末漫画

「生誕150年記念 上村松園」を観に行ってテンション爆散した話

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