清涼とどことなく過度な静かさの印象を受ける、睡蓮の咲く水面。
作者はクロード・モネ。
その絵画がデザインされた缶に収められた様々な形をしたサブレは、異国の印象的なランドマークや文化的アイテムを模していて、それらの集まりを眺めていると世界旅行にでも出かけたような気分になります。
フレーバーも多種多様で、口に含んで立つ香りが重ねて温かな感情を呼び起こしてくれます。
視覚だけでなく味覚でも様々な感覚へと導いてくれる、そんなサブレミシェルのヴォヤージュサブレ。
「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」、展覧会特別コラボバージョンのレポートをお届けいたします。
外装

モネの『睡蓮』が描かれている、手のひらより少し大きめの缶。
1908年に描かれたこの『睡蓮』は柔らかく穏やかな風合いで、一連の作品と比べると一段とボヤっとしています。
優しい薄浅葱色が軽やかな印象を与えますから、ティータイムにこの缶が出てきたらお洒落なオーナメントとしても役目を果たしてくれそうです。

側面にはサブレミシェルのロゴ、そしてこの展覧会名が入っており、このデザインが今回のための特別な物であるということが分かります。

蓋を開けば色々な形をした可愛らしいサブレがお目見えします。
通常は一つの国をテーマに建物やアイテムを模したサブレが並ぶのですが、これは展覧会特別仕様として色々な国の象徴が集まっています。
この一つの缶箱で世界旅行のお土産をコンプリートしたとついつい錯覚しそうになりますね。
それぞれの形が何のフレーバーか分かるように台紙がついているのがありがたいです。
フレーバーごとの味や見た目
チーズ

チーズをそのまま切り出した見た目のこのサブレは、そのままチーズ味。
サブレからはチーズのあの発酵した香りがふんわりと立ちます。
食感はさっくりと軽く食べやすいです。
まずは甘さが舌の上に広がり、その後に咀嚼していくとチーズの香りが広がります。
サブレの甘みもありながら、加えてスフレチーズケーキのような風味が鼻を抜けていきます。
ピスタチオ

香りは弱めですが、一口食べてすぐにピスタチオの香りが広がるのが分かります。
ナッツに含まれる油分によるしっとり感もかすかに感じるので、しっかりと味わって頂くことができます。
ちなみにワイングラスの形をしていますがアルコールは入っていません。
アールグレイ

ふんわりと紅茶の香りを漂わせるこのサブレは、口に含めばなおさらはっきりとその風味を際立たせます。
自由の女神をイメージしてかサブレ自体の色は、一般的に食欲をそそらないと言われる青色。
けれどもその紅茶の香りで色は気になりません。
砂糖を入れたストレートティーのような風味で、このサブレ自体もこのセットの中では大きく、満足度の高いフレーバーです。
ブルーベリー

サブレ自体はこの中で一番小さいのですが、ひときわ香りが強いブルーベリーのサブレ。
食べる前から存在感を出しているそれは、味もすぐに口いっぱいに広がって香りが鼻に抜けるていきます。
香りだけブルーベリーが強い、ということもなくしっかりと味もブルーベリー感があり、ちゃんと楽しめるフレーバーです。
いちご

ローズの形のいちご味サブレ。
サブレそのものの香りはさほど強くありませんが、食べてみるといちごの香りが柔らかく広がっていきます。
味に関して言えば、これはニュアンスになるのですが、いちごそのものというより、”ストロベリー味”という感じ。
いちごのイメージがそうさせるのかわかりませんが、ブルーベリーと比べるとベリー仲間ながら、こちらのサブレ自体も気持ちしっとり感があるような気がします。
バター

写真写りのせいで絵柄はわかりづらいのですが、ヴァイオリンというよりはおそらくコントラバスな気がするこちらのサブレ。
ほのかにバターの香りを感じるこれは、塩気に関しては薄め。
このバターもどちらかというとミルク感が強く、油脂分っぽさは控えめで後味は軽いです。
シンプルなバターサブレとして間違いない美味しさです。
カカオ

しっかりとカカオが香るエトワール凱旋門。
口に含めばさらにそのカカオの風味を芳醇に感じることができます。
やはりそのカカオ豆の油分ゆえか、他のサブレよりしっとり感があります。
ココアパウダーのビター感をしっかりと押し出していて、甘さもちゃんと感じることができた他のサブレよりは甘みが控えめ。
このセットの脇をメイン張りにしっかりと支えてくれる存在です。
金平糖

隙間に空の星々かはたまた反射による輝きかの様に点在する金平糖。
こちらの入り個数は台紙通りでなくまちまちです。
金平糖そのものはオーソドックスな物で甘くて美味しいです。
彩りとしても可愛いですし、サブレとともに添えてあるのも珍しい組み合わせだなと感じますね。
卵サブレ

上段の旅路を終えて吸油紙の下から出てくるのは長方形の卵サブレ。
こちらはザ・王道のサブレ。
シンプルで卵の味がふんわりと広がるそれは、優しい味でほっとできます。
ほんの少しの塩味が甘さをを引き立てていてとても美味しいです。
上段の旅路の途中でこちらに少し寄り道をして落ち着いてもよさそうですね。
ヴォヤージュサブレは国ごとの種類が豊富
公式サイトへ訪れてみるとわかりますが、缶箱のデザインと中身のサブレの種類はとてもたくさんあります。
執筆現在(2025年6月)、16か国分のイメージされたラインナップが確認できます。
それぞれの国をイメージしたアイテムの形をしたサブレが種類豊富で、見ているだけで楽しくなってしまいます。
缶箱のデザインもそれぞれお洒落に凝っていて、好きなデザインで選ぶのもよさそうです。

展覧会オリジナルは特別版
こうしてラインナップを見ていると、今回の展覧会のオリジナルパッケージは数か国から厳選されて集められたサブレのセットで、特別なセレクションだったということが分かります。
今後も展覧会などでヴォヤージュサブレを見かけた場合は、その時の特別セレクションである可能性が高そうです。
通常版と違った組み合わせのサブレが楽しむことができるのでぜひ購入したいですね。
賞味期限等
公式オンラインショップの商品ページには、60日と案内がありましたので、日持ちは約2カ月ということになります。
この写真の展覧会オリジナルグッズとしては
2025年1月4日 に購入して
2025年1月23日 が賞味期限でした。

ですが、こちらは美術展会期終了間際に購入したものです。
美術展限定デザインなので新規に入荷したばかりとは考えづらく、実際にはミュージアムショップに並んでからいくらか日にちが経っているものでしょうから、実際には賞味期限は先述の通りとなると思います。
焼き菓子ですし、これだけの賞味期間があれば、自分用にゆっくりいただいてもいいですし、贈答用としても気兼ねなく選択することができますね。
購入方法など
オンラインショップ
購入する際は公式のオンラインショップが便利です。
今回紹介した缶箱に入ったもののほかにも、小袋に入ったものやギフトボックスなどがラインナップされております。
「Sable MICHELLE(サブレミシェル)」の「オンライン購入商品」カテゴリーの商品一覧…
ちなみにYahoo!ショッピングでは割高な商品ページばかりで、公式出品と思われるものは見つけられませんでした。
楽天市場内では、店舗がテナントとして入居している百貨店の楽天市場店では、公式オンラインショップと同額で販売されているのが確認できました。
その他、百貨店公式オンラインショップ
実店舗
サブレミシェルは、東京、横浜、名古屋、大阪、福岡にある百貨店内にそれぞれ実店舗を構えているようです。
お近くにお住まいの方は、こちらに足をお運びになれば実際に商品を見ながら購入することができますね。
オンラインショップではその日によって販売数や種類が限られているようなので、目当ての種類を確実に入手するためには実店舗へ行くのが最良かもしれません。
手土産、プレゼント用に最適
サブレミシェルのヴォヤージュサブレは、その名の通り、その国を旅行して思い出を反芻する気分にさせてくれる可愛らしいお菓子です。
パッケージやフレーバーも豊富で、きっとお気に入りのひとつが見つかるでしょう。
また、価格も1缶税込1,490円とお求めやすく、ちょっとしたプレゼントに渡すのにはちょうど良い価格帯です。
自分用としておいておくのにもちょうどいいですし、ティータイムには毎回違ったフレーバーを楽しむなんてこともできます。
複数人に渡しやすい少量パックなどもありますので、メインのプレゼントに添える手ごろなお菓子が欲しい、というときにも重宝するでしょう。
公式サイトでは期間限定商品の案内もされております。
眼にも味にも楽しませてくれるヴォヤージュサブレ、ぜひ手に取ってご賞味ください。
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